誰かと笑い合う日々があること。

大切なものを守りぬくこと。

これらが出来ることが当たり前だった。
ずっとそれが在り続けると思っていた。

でもそれを失ってしまった時、
誰も何も守れないほどに自分は弱いと気づいた時、その心には何が残るのか――？


本作はそんな生きていく中で抱く、喪失感や虚無感。
自分自身に対する憤りを感じながらも、
それら全ての感情をチカラに変えながら、
大切なものたちとの記憶を抱いて自分を奮い立たせていく。
そんな一人の少年のストーリーとなっている。

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